OS☆Uと囲碁

OS☆Uと囲碁を始めよう! 〜ルール編 その3 実戦形式でやってみる〜

こんにちは、プロ棋士の柳澤です。

前回は、石の取り方について説明しました。
説明のために黒を連続で打ったりしましたが、
実際にはもちろん交互に打っていきます。

今回は、実戦形式の中で、
どのように石を取ることができるのか?
ということに重点を置いていきます。

いよいよ、リアルな囲碁の感覚を体験していきます。

実際のゲーム進行例


この動画の4分8秒あたりからの、
あみちゃんのゲームの進行を、
モデルケースとして追いながら解説していきます。

何もないところから始める

実際のゲームに入ると、
まず何もないところから始めていきます。
黒の番から始めます。


最初はどこでも好きなところに打ってください。

言ってしまえば、適当で大丈夫です(笑)

ただし前回の説明でおわかりの通り、


こことか、


こういうところは取られやすいです。

ですから、なるべく避けた方が良いです。
(手が進んでくると、いずれこういうところも自然に打つことになってきますが。)


あみちゃんは、ここから始めていきました。

ゲームの進行


白はここにくっつけてきます。


続いて、ここに打って白を挟んでいきましたね。


今度は白こちらにきました。
この場面では、上の方の白石を狙えそうです。


いいところから攻めてきました!


白も逆襲を狙いますが…

そして白石をゲット!


ここで取ることができました!

実際のゲームの中では、
このように交互に打っていく中で、
チャンスがあれば取っていくことができます。

次回予告

ところで、前回お伝えした通り、
囲碁は石を取るだけではありません。

もう一つの勝敗を決める要素、
そして囲碁において最も重要なルールと言っても良い、
「自分の陣地を作る」
ということについて、次回から解説していきます。

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